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渋滞とは?定義・意味と「断続渋滞」など用語をやさしく解説

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ニュースや道路交通情報で毎日のように聞く「渋滞」。実は何kmから渋滞と呼ぶかは道路の種類によって違い、法律上の厳密な定義はありません。渋滞の意味と定義、そして「断続渋滞」「自然渋滞」など交通情報で使われる用語を、まとめてわかりやすく整理します。

目次
  1. 渋滞の意味をひとことで言うと
  2. 渋滞の定義は何km・何分から?
  3. 「渋滞」と「混雑」の違い
  4. 断続渋滞とは?交通情報の用語集
  5. 渋滞の種類(自然渋滞・突発渋滞)
  6. 「トラフィック情報」「道路交通情報」とは
  7. いまの渋滞状況を確認する
  8. よくある質問

📖 渋滞の意味をひとことで言うと

渋滞とは、その道路が本来さばける交通量(交通容量)を、実際に走る車の量が上回り、車がスムーズに流れなくなった状態のことです。

「渋滞=事故のせい」というイメージがありますが、実際には事故がなくても渋滞は起きます。交通量が容量を超えれば、それだけで流れは悪化するからです。詳しいしくみは渋滞の原因とは?サグ部・自然渋滞のしくみで解説しています。

📏 渋滞の定義は何km・何分から?

「渋滞」に法律上の定義はありませんが、道路管理者や交通情報の実務では次のような目安が使われています。

道路の種類渋滞とされる目安
高速道路時速40km以下で低速走行・停止発進する車列が、おおむね1km以上かつ15分以上続く状態
都市高速(阪神高速・首都高など)時速20km以下の状態
一般道(国道・県道など)時速10km以下、または信号待ちが複数回続く状態

同じ「5kmの渋滞」でも、高速道路と一般道では意味合いが変わります。高速道路の5kmは通過に20〜30分かかることがある一方、一般道は信号で区切られるため体感の差が出やすいのが特徴です。

📌 交通情報の「渋滞◯km」は、渋滞の先頭から最後尾までの距離を指します。距離が伸びていれば渋滞が悪化中、縮んでいれば解消に向かっているサインです。

🟡 「渋滞」と「混雑」の違い

交通情報では、流れの悪さを段階で分けて表現します。

表示状態
順調ほぼ規制速度で流れている
混雑速度は落ちているが、止まらずに流れ続けている
渋滞停止と発進を繰り返すほど流れが悪化している

cocojamの地図でも、この3段階を緑(順調)黄(混雑)赤(渋滞)で色分けして表示しています。

🔤 断続渋滞とは?交通情報の用語集

ラジオやWebの道路交通情報で使われる用語を整理します。

用語意味
断続渋滞渋滞区間が1本につながらず、流れる区間と渋滞区間が交互に繰り返される状態。「◯◯ICから△△ICまで断続渋滞」のように使われる。
渋滞の最後尾渋滞している車列のいちばん後ろ。追突事故が起きやすい要注意ポイント。
渋滞の波ブレーキの連鎖が後方へ伝わる現象。先頭が動いても最後尾は伸び続ける。
渋滞の吸収運転車間を広くとって前車の減速を吸収し、ブレーキの連鎖を止める運転方法。
見物渋滞反対車線の事故を見ようとして減速することで起きる渋滞。
渋滞予測過去の交通量データや暦をもとに、混雑する日時を事前に予測したもの。
通行止め事故・災害・工事などで区間の通行が禁止された状態。迂回が必須。

🚦 渋滞の種類(自然渋滞・突発渋滞)

渋滞は原因によって大きく2つに分けられます。

さらに一般道では、交差点の右折待ち・踏切・路上駐車が渋滞の起点になります。高速道路特有の渋滞ポイントについては高速道路の渋滞はなぜ起きる?をご覧ください。

📡 「トラフィック情報」「道路交通情報」とは

渋滞そのものを表す言葉のほかに、渋滞・規制・交通量などをまとめて伝える情報を指す言い方がいくつかあります。同じものを別の名前で呼んでいるだけ、というケースも多いので整理しておきます。

用語意味含まれる内容
道路交通情報道路の通行に関する情報の総称。日本での正式な呼び方渋滞・所要時間・交通規制・通行止め・工事・チェーン規制など
トラフィック情報道路交通情報の英語由来の言い方(traffic=交通)。ほぼ同じ意味で使われる渋滞・交通量・所要時間。カーナビやアプリの表示名でよく使われる
交通情報道路交通情報とほぼ同義。鉄道の運行情報を含めて指す場合もある渋滞・規制のほか、文脈により公共交通の情報
交通量情報ある地点を通過した車の台数などの実測データ台数、速度、占有率。渋滞判定のもとになる数値
渋滞情報道路交通情報のうち、渋滞の発生状況に絞ったもの渋滞している区間、渋滞の長さ、通過にかかる時間
交通規制情報通行止めや車線規制など、規制の発表に絞ったもの通行止め、車線規制、速度規制、入口閉鎖

これらの情報の多くは、もとをたどると日本道路交通情報センター(JARTIC)や国土交通省が集約した交通量データにたどりつきます。cocojamが表示している渋滞・混雑の色分けも同じ系統のデータをもとにしており、しくみは渋滞データはどう作られる?で解説しています。通行止めや規制だけを知りたい場合は通行止め情報をリアルタイムで調べる方法もあわせてご覧ください。

🗺 いまの渋滞状況を確認する

用語がわかったら、実際の道路状況を見てみましょう。cocojamでは国土交通省(JARTIC)の交通量データをもとに、全国の観測地点の渋滞・混雑・順調を5分ごとに自動更新しています。

❓ よくある質問

渋滞の定義は何kmからですか?
法律上の厳密な定義はありませんが、高速道路では時速40km以下で低速走行または停止発進する車列が、おおむね1km以上かつ15分以上続いた状態を渋滞と呼びます。都市高速は時速20km以下、一般道(国道など)は時速10km以下が目安です。
渋滞の意味を簡単に説明すると?
渋滞とは、その道路が本来さばける交通量(交通容量)を実際の交通量が上回り、車がスムーズに流れなくなった状態のことです。事故がなくても、交通量が増えるだけで渋滞は発生します。
断続渋滞とはどういう意味ですか?
断続渋滞とは、渋滞区間が1本につながらず、混雑と渋滞が途切れながら繰り返し続く状態です。道路交通情報では「〇〇IC付近から△△IC付近まで断続渋滞」のように表現され、途中で流れる区間があっても全体として長く時間がかかります。
渋滞と混雑はどう違いますか?
混雑は、速度は落ちているものの車列が流れ続けている状態です。渋滞は停止と発進を繰り返すほど流れが悪化した状態を指します。cocojamの地図では混雑を黄色、渋滞を赤で色分けしています。
自然渋滞と突発渋滞の違いは?
自然渋滞は、事故などがなくても交通量の増加やサグ部・上り坂での減速の連鎖によって起きる渋滞です。突発渋滞は、事故・故障車・工事など一時的に道路の容量が減ることで起きる渋滞を指します。
トラフィック情報とは何ですか?
トラフィック情報とは、道路交通情報の英語由来の言い方です(traffic=交通)。渋滞・交通量・所要時間などをまとめて指し、カーナビや地図アプリでは「トラフィック」「交通状況」といった表示名でこの情報が使われています。日本での正式な呼び方は「道路交通情報」で、こちらには渋滞に加えて交通規制・通行止め・工事の情報も含まれます。
道路交通情報と渋滞情報は違うものですか?
道路交通情報のほうが広い言葉です。道路交通情報には渋滞・所要時間・交通規制・通行止め・工事・チェーン規制などが含まれ、そのうち渋滞の発生状況だけに絞ったものが渋滞情報にあたります。